実際に7GBのデータ制限が発生することにより実際はどれくらい月内にデータを使っているのか?また7GBでは毎回速度制限にかかり「足りない」と思っている人はどれくらいの通信を普段行っているのか?
最近では20GB以上のプランも多くなってきましたね。それだけデータ量をネットで使用するユーザーが増えたことは間違いありません。youtubeやSNS、ゲームアプリなど場合によってはデータ量を多く消費します。
それらを踏まえ7GBは実際どれくらい通信すると到達するのか実験と目安を調べてみました。
そしてスマホの7GBプランでも頻繁に制限にかかる方に対策としておすすめのモバイル回線も合わせて紹介します。
7GB制限にかかるまでのデータ量をまとめました
①1ヶ月7GB到達までの目安【1ヶ月の場合】※ソフトバンク公式データ
- メールの受信 1ヶ月1,870万通
- WEB閲覧 50,600ページ
- 動画視聴 33時間
- 音楽ダウンロード 1,790曲
※一ヶ月で見るとやっぱり突起して動画視聴が多くのデータを消費するということですね。
ここで表記のある動画視聴は基本的には低画質での視聴をした場合になるので注意してください。高画質動画(youtubeで720pや1080pと表示される相当の画質)で視聴した場合は数時間程度であっという間の到達になります。
②LTEフラットで7GB利用までの目安【1日の場合】※au公式データ
- うたパス 約4時間再生
- ビデオパス 約35分の再生
- WEBブラウザ 1012ページ
- メール 約4.7万通
- Youtube 2時間視聴
- 地図 googleMaps 約326回
- 音楽ダウンロード 60曲
※メールや地図などは全然余裕ですね。通信量が少ないということでしょう。また音楽は1日でもこんなにダウンロードするお金持ちはいないと思うのであまり参考にならないですね。
ここでもYoutbeについては低画質『240pもしくは360p』で視聴した場合になります。
特にスマホ利用中などで上記のような速度制限の警告を受けている人は注意が必要ですね。※私の場合は月3GBまでのプランなので3GBリミットの連絡がSMSで通知されます。
7GBを目安にデータ通信量の実験をしてみました
LINEなどのメール通信やWEB閲覧などは少量の通信しか利用しないということでそれ以外の結構みなさんが利用する可能性がある動画やダウンロードについての通信量の実験をやってみました。
【実験①】アプリのダウンロード
スマホのアプリなどはどれくらいの通信を使うのか試しました。
インストール前のデータの使用容量です。約7MBです。
モンスターストライクは大体サイズが45MBあるアプリです。これをダウンロードしてみます。
ダウンロード後の通信量を見てみると約46MBの通信量を消費しました。
アプリに関してはアプリのサイズとほぼ同等ってことでしょうか。
ただ、1つのアプリが大体50MBのデータ通信を消費すると考えてデータ7GBだとアプリ単体で月に140個程度ダウンロードすることが可能ということですね。
しかしながらダウンロードだけではなく、アプリは定期的にアップデートがありそのアップデートデータをダウンロードする際にも通信データ量を消費してしまいます。
よってアプリを数十個以上ダウンロード&インストールしている方は定期的なアプリのアップデートによってさらに初回ダウンロード時以外にもデータ量を消費してしまいます。
基本的にはアプリのアップデートはWiFi接続を推奨していますし、そう考えると7GBだけのデータ通信では案外少ないという感覚にもなってくると思います。
【実験②】YoutubeのHD画質での視聴
私が利用しているWIMAX端末(※HWD15)でLTE回線に切り替えYoutubeでHD動画を見るとどれくらい消費するかやってみます。
視聴前のデータ通信量はこのように0GBです。
Youtubeの動画の画質を720pの高画質で5分間の動画を視聴してみました。
0.1GBの通信量『100MB』のデータ量を消費しました。
ということはYoutubeの高画質の動画を7GBのデータ量では5.8時間しかみれないという結果に。。高画質動画を見まくる人は7GBは厳しいかも。最近は高画質で4k動画などもyoutubeで流行っているので危険ですね。
【実験③】Huluの映画&ドラマの視聴
次はHuluの動画ですね。試しに人気のアニメ『寄生獣』約20分の動画を視聴してみます。
先ほどの100MB『0.1GB』のデータ量を消費した状態から視聴したところ、180MBのデータ通信を消費しました。 ということは、Huluの場合は7GBのデータ通信だとhuluの動画は13時間程度しか見れない計算になります。。
映画好きの方でhuluなどの長時間の動画視聴をする方はやっぱり7GBの通信制限は厳しいのかなと。。
試しに約40分程度の24のドラマを見てみると300MBのデータ量を消費しました。動画や通信の環境によって消費する通信データ量が変わってくるようですね。
スマホで見る分には低画質に抑えられていますが、PCなどでモバイル回線やテザリングをして動画を視聴などをする場合は注意が必要になります。
今回の実験の7GBのデータはそれぞれが単体で利用した場合の実際に利用できる通信量の合計です。
それ以外に普段のWEBの閲覧やメールSNSなどの通信など、普段の利用するネット通信量をあわせると月に利用できるそれぞれのデータ通信の量は確実に少なくなります。
また、PS4やWiiU、PSP、3DSなどの家庭用ゲーム機も現在はダウンロード配信されているゲームソフト(アプリ)があります。(自宅で光回線などを契約していない人に限ります)
ゲームもネット決済し気軽にゲームを本体にダウンロード出来るようになっていますが、ゲームデータが●●GBなどのように大容量のデータならダウンロードしている途中で即速度制限の対象になるのは間違いないです。
データ通信の速度制限を受けないようにするための対策!
「月末近くにいつも制限にかかってしまう」「まだ翌月まで日数があるのに速度制限にかかった」ということになってしまう場合には自身の利用用途と契約しているデータ量のプランが噛み合っていないことが考えられます。
それでも料金をこれ以上高くしたくないというのが本音ですよね。ではどうやって速度制限を回避するか?
動画をモバイルデータ通信で視聴しない |
アプリのインストール&アップデートはWiFiに接続する |
通信データ量測定アプリで通知サービスを使う |
LINE通話やビデオ通話をモバイル通信では控える |
バックグラウンドでアプリが通信しないようスマホの設定を制限する |
ということを実際に実施しなければならないです。
特に外出先で空いた時間でYouTubeをどうしても視聴したい時は低画質の設定を行うと通常よりも多くのデータ量を使わずに視聴することもできます。
↑YouTube再生画面の右上の点々を押します。
↑すると「画質」という項目が表示されます。そちらをタップします。
↑さらに開いた画面で「自動設定」から240pや144pの画質へ変更することで通信データ量を抑える効果があります。
そこで最近になり各大手携帯会社でスタートした20GB、30GBというプランを検討する方が増えてきています。
携帯電話のプラン20ギガ、30ギガの大容量プランは月額が高くなる
ドコモの「ウルトラプラン」、auの「スーパーデジラ」、ソフトバンクの「ギガモンスター」。
今現在話題になっている携帯電話会社で開始した大容量の通信ができると言われるプラン、CMや公式サイトでは1,000円+するだけで20GBの通信料にアップすることができると言われています。
携帯電話会社の20GB、30GBプランを検討していた方は一度下記を読んでみてください。
20GB使う為に、実際にどれくらいの金額になるのかカラクリについて下記で解説しています。
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7GBデータ制限で厳しいと思う方はギガ放題でたくさん使えるWIMAX
20GBのプランを利用するなら、4,000円弱で最大使いまくって70〜90GB以上ほど利用できるWIMAXもあります。
提供しているプロバイダによっては実質3,000円ほどで利用できるプロバイダーもあります。
何よりも携帯電話会社の20GBとWIMAXの20GBを利用した場合の料金の差が半分ぐらい異なる為、通信エリア内にいる人ならWIMAXは料金的にも通信量的にも良心的でかなりメリットはあると思います。
【関連】:WIMAXを最安値で使う為の料金比較
7GB以下でおさまるしもっと安くしたいなら格安なワイモバイルのポケットWiFi
今回の7GBの通信データ量について「自分だったら7GBもしくはそれ以下でも十分収まりそう」と考えている方なら5GBで2千円程度で利用できる非常に激安なポケットWiFiのルーターがあるのでそちらをおすすめします。
ドコモやau、ソフトバンクなどで5GBプランで5,000円も毎月払っていることになるので非常にもったいないです。
【関連】:2,000円弱で安い!ポケットWiFiプランについて
なぜ7GBや8GBなどのデータ量の利用制限を行うのか?
せっかくモバイルで高速通信が利用できるようになったこのご時世なのにデータ量を制限してしまうのか?それには理由があります。
モバイル通信はフレッツ光などの電柱から導入する固定回線と異なり、各地域の基地局から電波を複数のユーザーで分け合って通信をしています。
※絵が下手ですみません。
上記の図のように、ひとつの基地局で同じユーザー(ソフトバンク、au、ドコモのユーザー同士など)で基本的に通信を分け合っています。
ここで例えばある一定の基地局内の地域で大量にデータ通信を行う人が現れたとします。
そうすると大量に通信を行っているユーザーのせいで基地局からの通信が込み合い、他の同じユーザーへの通信速度の低下(いわゆる回線の込み合い)が発生してしまいます。
【重要ポイント】
現在でいえば、震災などの自然災害時にみんながこぞって連絡を取り合いモバイルネット通信を同時に使えば込み合って全く通信ができなくなる現象と同じです。
一定の人の大量の通信のせいで他のユーザーへ迷惑をかけないためにこの「●GB超えたら通信制限」というルールを設けるしかないという結果になっているんですね。
ですので、この問題はこれから基地局増やせっていうだけの問題でもないと私は思っていますし、それによってネットでいろいろできる時代でデータ容量の増加に伴い高額料金の設定をされても困ると考えるユーザーも多いことも事実で非常に難しい現状だと思います。
そこで別回線のモバイルルーター(例えばWIMAXやワイモバイル)などの2台もちなどで回避するユーザーなども身近に増えてきています。
今や7GBが標準の通信量では少ないと思う利用者は圧倒的に多くなっていると思います。
固定回線(光回線)もスマホのデータ通信を節約
また自宅でインターネットを利用する機会があるのなら、フレッツ光やauひかりなどの光回線を検討することも考えてみるのもありだと思います。
自宅にひく光回線ならほぼ制限なしに多くの通信ができますし、アプリのアップデートなどは自宅で契約した光回線のWiFi接続で済まし、スマホのデータ通信量の節約も行うことができます。
auスマホユーザーならauひかり契約でスマホの割引が適用できますし、ドコモユーザーならドコモ光、ソフトバンクならソフトバンク光などあり同会社のスマホ契約者なら割引の特典が受けられます。
auひかりならauから申し込みするよりもso-netの方が割引率が高くておすすめです。
【公式】: auひかり(so-net)
ドコモ光はドコモ本家で申し込みするよりも「とくとくBB」がより高速プランで安く利用することができ申し込み特典も受け取れます。
【公式】: ドコモ光(とくとくBB)
ソフトバンクは現在Yahooと提携しておりYahoo公式で申し込みができます。
【公式】: ソフトバンク光(YahooBB)
家じゃなく外でネットをバリバリ使いたい。モバイルのデータ通信を増やしたいWIMAXがかなりおすすめ
やっぱり自宅での通信じゃなく、外や外出先などでインターネットを使うシーンが多いから外でたくさんデータを使いたいと思っている方も多いと思います。
実際に携帯電話会社の20GBプランとWIMAXプランを比較してみます。
大手携帯電話会社20GBプラン | 月6,000円 (テザリングオプションは2018年から+500円予定) |
WIMAX上限なしのギガ放題 | 月4,380円 (プロバイダ経由なら3,344円) |
こう比べると携帯電話会社より安くなりさらにデータの上限ナシで毎月インターネットを利用できるのはかなりメリットがあると思います。
ただし『ギガ放題』でも3日間に10GB消費すると翌日までに制限がかかりますが、それを含めても月に90GBのデータ通信を利用できる計算になります。
そう考えるとwimaxはドコモやau等と比べても格安で利用できるモバイル回線だと思います。
WIMAXは必ず利用できるエリアをチェックして
ただし通信エリアがドコモやauより狭いので必ずWIMAXの通信提供エリアをチェックしたうえで申し込みを検討してみるのもありだと思います。
もしも通信エリアと自分の住まいをチェックしてみて微妙なラインかもしれないと思っている方にはWIMAXを15日間無料でお試しするサービスがありますので、それを利用してみて判断してみてもよいと思います。
【UQWIMAX公式】:WIMAXを15日間無料でお試し(Try WIMAX)
私は一番安く利用できているとくとくBBでWIMAXを契約しています。
【関連】:WIMAXで一番安く使えるとくとくBB
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これらの会社別でデータの消費量に差が出るわけではありません。※ただし通信速度に関しては会社別やユーザーの利用割合によって変動します。