WIMAXは現在、7GBプランまでの通常プランとギガ放題の2種類のプランでサービスを展開しています。
その中でも従来のWIMAXユーザーが気になっているデータ通信制限の状況と料金、そしてサービス内容について詳しく説明したいと思います。
WIMAXの2種類のプランを把握しよう
従来のwimax2+プランが7GBまでのデータ量の制限が発生し、
- UQ Flatツープラス ※データ量制限7GBまで
- UQ Flatツープラスギガ放題 ※データ月間上限ナシ
という形で実際に【7GBまで】もしくは【月間上限ナシ】の2つのプランとなります。
そこまでデータ量通信を使わないなら7GBの「通常プラン」、動画などを多く見たりデータのダウンロードを使うヘビーユーザーには月間上限ナシの「ギガ放題」をおすすめしています。
料金はUQ Flatツープラス(通常プラン)が3,696円、UQ Flatツープラスギガ放題が4,380円です。料金の差は684円です。
料金プランは月ごとで変更が可能
バリバリ使いそうなシーズンはギガ放題に、あまり使わなそうな翌月は7GBプランにというように臨機応変できるのもWIMAXの魅力の一つだと思います。
また、表示されている料金はあくまでもUQコミュニケーションズの公式で契約した場合の料金になります。※代理店(プロバイダ)によってはキャンペーンで料金を安くしたりキャッシュバックなどで提供しているパターンが多いです。
特徴として
- 【とくとくBB】 WIMAXのキャッシュバック特典や月額が安い
- 【ソネット】 月額料金の限定割引があり
- 【ビッグローブ】 口座振替対応のWIMAXでは一番安い
などぞれぞれの同じWIMAXでも申込み時の特典や料金設定が異なります。
中には通常料金3,696円の月額から1,000円以上も安いプロバイダもありますので、下記でWIMAXの料金を比較してみると良いと思います。
【月額重視】:確実に安いWIMAXのプロバイダを厳選
【特典重視】:WIMAXの特典キャンペーンを徹底比較
WIMAXのギガ放題プランは安く利用できるプロバイダを選んで契約すれば非常に得をするネットサービスですが3日で10GB以上の通信を行った場合に速度制限にかけられます。
※制限にかかる期間は3日で10GBの通信を超えた日の翌日昼ごろ〜翌々日の昼頃まで
※また通信制限時の速度はyoutubeなどの低画質動画を見れる程度の速度(1Mbps程度)になるため、ひどく低速度な制限ではない為、安心できます。
ただし3日で10GBというのは相当データ量を消費しないとなかなか到達できる数値じゃないので大きいデータをダウンロードしまくるような方じゃなければなかなか到達しないと感じます。
ギガ放題でも通常プランでもLTEオプションを利用することができる
UQ Flatツープラス(通常プラン)、ギガ放題ともWIMAXの通信が不安定な場合など、ハイスピードエリアモードというものがありauのLTE回線へ切り替えて利用することができます。
WIMAXでの通信だけでは利用が不可能な地域にいる方や、出先でのWIMAXがつながらないエリアにいる場合に切り替えて通信ができるメリットがあります。
ただし、2017年4月からUQ Flatツープラスギガ放題(3年契約)に加入された方対象で4GLTEのオプション料金が無料になります。
【かなり重要】
また、WIMAXオンリーの通信で利用する方は特に問題視しなくてよいのですが、ギガ放題プランを利用する場合、ハイスピードエリアモードへ切り替えてLTEのデータ量が7GBへ到達した場合「WIMAX通信量も同じく翌月まで速度制限」されてしまいます。
auの4GLTEを利用する前提でWIMAXを申し込みするような方はいないと思うのですが、どうしてもWIMAXエリアで通信出来ない場合は切り替えてしまう前にかならずその注意すべき点を改めて考えましょう。
【auスマホユーザー限定】どのプランもauスマートバリューmineで更に安くなる
WIMAXはauと提携をしており、auスマートフォン利用中の方なら2年間最大1,000円をauスマートフォンの料金から割引が適用されます。
auスマートフォンで該当のプランを利用中であることが条件です。一番安いプランでいうとたとえば『電話カケ放題+データ定額2GB』サービスでも対象OKです。
【au公式】:auのスマートバリューmineについて
正規WIMAX提供事業者での申込みでなければいけない
またこのauスマートバリューmineを適用する条件としてau(KDDI)が定める正規のWIMAX事業者での申込みを行っている必要があります。
対象のWIMAX事業者以下になります。
auスマートバリューmineはWIMAX契約後の書類をauショップに持ち込むか、157にてサポートセンターへ連絡すれば簡単に申し込みすることが可能です。
【関連】:スマートバリューmine申し込みの流れ
WIMAXの通信制限時のギガ放題や通常プランの速度について
気になる通信制限に関してはUQ Flatツープラス(通常プラン)とUQ Flatツープラスギガ放題そして、auLTE回線(ハイスピードエリアモード)を利用した場合で制限時の速度や条件が異なります。
UQ Flatツープラス(通常プラン) | 月間に7GBを超えた時点で128kbps程度の低速度へ制限 |
UQ Flatツープラスギガ放題 | 3日10GB超えの翌日〜翌々日まで1Mbps程度のゆるい低速度へ制限 |
ハイスピードエリアモード利用時 | 月間に7GBを超えた時点で128kbps程度の低速度へ制限 |
これらを見るとギガ放題が制限がゆるいのは間違いありません。また通信制限時の速度も動画が視聴できる程度の速度は確保できるので実際にはずっと上限ナシで利用できるのとほぼ変わらないかもしれません。
私もギガ放題利用中で、制限にかけられたことはありますが、googleマップやWEB閲覧が問題なく利用できる程度の速度であったため規制はゆるく感じました。
通常プラン(3,696円)でもWIMAX回線を使い放題にできる裏技がある
現在UQコミュニケーションズで提供されている回線は『旧WIMAX』『WIMAX2+』『au4GLTE』の3回線です。
従来のwimaxツープラスプラン(3,696円)の安いプランであっても、『ノーリミットモード』はデータ量制限なしのまま使えることができます。
上記の赤く囲ったWIMAXノーリミットモードになりますが、これを意図的に切り替えて利用できるWIMAXの古い機種限定になるのですが、それを利用するとUQ Flatツープラス(通常プラン)でも月間の上限ナシで通信を利用することが可能になります。
ただし現在新規で契約される方にはこのノーリミットへ切り替えて利用できる端末が販売終了の為、契約時には手に入れられないのですが外部から手に入れて使用することは可能です。
その唯一ノーリミットの使い放題回線を手動で切り替えてずっと利用することができる端末というのがHWD15です。
実際に私が保有しているHWD15はもちろんノーリミットモードへ切り替えて利用することが今2018年1月現在でも可能でした。ただし電波は現在のWIMAXエリア通信寄りは比較的弱いですね。
もしもHWD15端末を手に入れられるなら費用を抑えながらデータ制限なしで利用するひとつの手段としてはありです。
【UQWIMAX公式】:旧wimaxの提供エリアを確認する
【注意】ノーリミットモードのWIMAX回線は最大下り速度が13.3Mpbs
2015年以前は下り最大40Mbpsはあったノーリミットモードが2015年4月以降に最大下り40Mbps ⇒ 13.3Mbpsに規定速度が落ちてしまいました。
その為ノーリミットモードに過度な期待は禁物です。ただし、ノーリミットモード通信自体を現在利用している人が減っている為、UQwimaxサポートへ確認をとったところ『そこまで実速度の低下はありません』との回答でした。
そうとは言ってもwimaxのギガ放題も速度規制自体がゆるいのであまりそこも神経質に考えなくてもよいかもしれませんね。
【UQWIMAX公式】:制限時の解除までの時間や速度について
これらを考えるとドコモやau、ワイモバイル、ソフトバンクなどのLTE回線の制限時の速度128kbpsなどと比べるとストレスがそこまでかからない速度で使えるということになりますのでノーリミットモードは使えたらラッキー程度で考えてて良いかもしれません。
ギガ放題と使い放題に関するまとめ
モバイルインターネットを利用する人がスマートフォンの普及により増えてきました。またユーザーが増えたということはどうしても通信が混線してしまいます。
その為今まで完全使い放題だったWIMAXもギガ放題というネーミングプランを変更しちょっとした制限を設けざるを得なかったと思います。
ただしそれでも携帯電話会社や他のモバイルインターネット会社と比べると速度規制も優しいですし、月額料金も比較的安めに設定されています。
もしもWIMAXが気になっている方であれば実際に利用してみて決めるのもありではないかと思います。15日間のレンタルサービスも行っているのでそれで実際に体感をしてみて本契約を検討してみてはいかがでしょか。
【UQ公式】:WIMAXの15日間無料レンタル(Try WIMAX)